新弟子募集

新弟子募集

募集メッセージ

時津風部屋では、向上心ある若手力士・新弟子を随時募集しています。
相撲界で挑戦してみたい、関取になりたい、時津風部屋の相撲を学んでみたいという方は、
是非一度、時津風部屋の稽古見学にお越しください。

どうすれば入門できるのか、どんな生活が待っているのか、そもそも「相撲部屋に入る/力士になる」とはどういうことなのか――。
分からないこと・不安なことはたくさんあると思います。ご本人はもちろん保護者の方も、気になることはどんどん聞いてください。

また、部屋をもっと詳しく知っていただくための「体験入門」もご用意しています。

「関取になりたい」と考えていても、いざ相撲部屋に入るとなれば迷う方も多いはずです。
ここなら頑張れそうだ、と思えるまで、何度でも体験入門をしてみてください。
稽古に励む力士たちと寝食を共にする中で、きっと何かを掴めると思います。

師匠・おかみさんからのメッセージ

相撲を始めるには、強くなりたいという向上心と、本人の意志が一番大事です。
だからこそ、本人が本気で夢を叶えたいと願っているのなら、私たちが責任と愛情をもってその夢を後押しします。

ご両親も心配されることが多いかと思いますが、入門となった暁にはすべて部屋と協会にお任せください。
己を鍛え、稽古に没頭するための環境は、衣食住とも万全に整えています。

「集団生活に馴染めるでしょうか?」
「稽古についていけるでしょうか?」
「兄弟子や部屋の方々とうまくやっていけるでしょうか?」

不安に思っていることはたくさんあると思います。
ご本人ともご両親とも、納得いくまでお話ができたらと思います。

将来の不安を抱えながらでは土俵で全力を出せませんから、私たちや相撲協会がきちんとその不安を取り除きます。
たとえば、中学を卒業してすぐの入門であったとしても、協会の「高等学校卒業資格取得制度」で高卒資格が取れますし、
引退した後も、後援会の方々のご協力をいただきながら就職先を見つけることができます。安心して相撲に打ち込んでください。

相撲部屋入門は、人生を変える大きな岐路となります。
決心が固まるまで、沢山たくさん悩むことになると思います。
でも、力士になれるのは24歳まで。本気で目指せるのはきっと今だけです。

何事も、まず「やってみよう」と踏み出す勇気が大切です。
是非、横綱・大関を目指して、私たちのところに飛び込んできてください!
私たちが全力でフォローします。

先輩力士に聞く!
時津風部屋の好きなところ

和気あいあいな
ところ
湯豆腐が
おいしい!
アットホームな
ところ
キーマカレーが
おいしい!
個性豊な
力士ばかり!
稽古はビシッと!
メリハリがある
和やかで
雰囲気がいい
両国国技館から
徒歩10分
兄弟子が
優しい!
お風呂が
広い!
無理やりな稽古は
ない!
良いライバルに
恵まれた

関取を目指しながら高卒資格が取れる

時津風部屋では、高校卒業資格取得のための日本相撲協会の通信教育制度を用意しています。
たとえば、「NHK学園高等学校」を利用する場合、所属する相撲部屋で放送授業を視聴し、学習内容のレポートを提出するかたちで授業を進めます。相撲部屋で授業が受けられるので、稽古との両立も容易です。
スクーリング(登校授業)も相撲教習所などを利用しながら無理のないスケジュールで進行。年に2回の定期試験をクリアし、学習基準を満たすことができれば、晴れて高等学校卒業資格の獲得です。

部屋と後援会が将来をしっかりとサポート

誰もが夢見る「関取(※十両に昇進すると関取と呼ばれます)」への昇進ですが、その夢を叶えられるのは約1割と言われます。
また、現役で闘える期間もそれほど長くはなく、多くは30代で引退します。相撲部屋に入門する前に「その後」を心配してしまう方のお気持ちはよく分かります。
そこで当部屋では、日本相撲協会や後援会と協力し、引退後の就職先紹介・あっせんを行なっています。相撲に人生を捧げた分、引退後の「第二の人生」を豊かなものにしてほしいからです。
応援して下さった沢山の方々のため、そして社会のために、相撲の中で培った力を使ってください。
そして、このようなバックアップがあることを頼りに、自身の鍛錬にとことん集中していただけたらと思います。

力士の一日

AM6:00
起床

朝の身支度を済ませて土俵に向かい、みんながすぐに相撲をとれるよう準備をします。土俵の準備は新弟子に与えられた大事な仕事です。兄弟子に遅れないように気を付けて!

AM7:00
稽古

いよいよ稽古開始です。ケガの予防に四股やすり足で体を温めたら、勝ち抜き方式で次々と相撲をとる「申し合い」、攻め手と受け手に分かれて土俵際の詰めを磨く「ぶつかり稽古」を行ないます。稽古はハードですが、みんな関取を夢見て一生懸命です!

AM9:00
関取稽古

関取衆が申し合いを始めます。他の力士の相撲を見て勉強することも「見取稽古」と呼ばれる立派な稽古。特に、関取の稽古からはたくさんのことが学べます。新弟子のうちは、関取のタオルを持ったり、土俵をならしたりといったことも同時にこなします。

AM10:30
稽古終了

今日の稽古はこれにて終了。この後のお風呂と食事に向けて、新弟子たち若い衆は、稽古場の掃除やちゃんこ場の手伝い、関取衆の風呂の手伝いなどに奔走します。

AM11:00
昼ちゃんこ

厳しい稽古のあとはお風呂と美味しいちゃんこ! 親方・関取衆から順番にいただきます。食器の片づけもみんなで分担して行ないます。

AM14:00
昼寝・休憩

力士は「体を大きくすること」も大切。そのために必要なのは食事と睡眠です。もちろん、稽古の疲れをじゅうぶんに取り、けがを防止することも目的です。

PM16:00
掃除・ちゃんこ番

大部屋や玄関、稽古場などを掃除します。気持ちよく集団生活するための毎日のルールです。ちゃんこ番(食事当番)は18時までに完成するように食事の準備を始めます。

PM18:00
夜ちゃんこ

夜の食事です。相撲部屋の食事は基本的に昼と夜の二食制です。

PM19:30
自由時間

本を読んだりテレビを見たり、筋トレをしたり、洗濯をしたり…、各力士が思い思いに過ごす時間です。買い物に行くこともできますが、外出する際は門限を守ってくださいね。

PM23:00
消灯

部屋中の電気が消される時間です。翌日の稽古に備えて、みんな早めに就寝します。明日もがんばりましょう、おやすみなさい!

よくあるご質問

もちろん相撲経験があったほうが「慣れる」までは早いでしょうが、関取となった力士の中には、柔道や野球など、別のスポーツから相撲に転向した人が少なくありません。つまり、「強くなれるかどうか」は過去の経験より、本人の頑張り次第ということです。
また、入門後には相撲協会の「相撲教習所」で、相撲の基礎を半年間にわたって学ぶことになります。未経験からでもスタートしやすい環境が整っています。

何も心配いりません。生活は、衣・食・住全て部屋で用意します。

相撲協会から場所ごとに手当が支給されます。
※一部を預金する部屋もあります。

健康保険、厚生年金ともに加入しています。

協会には相撲診療所があります。年2回の健康診断に加え、
日常的に検査・治療ができます。

基本的には自分用のパソコンを持つことができます。
パソコンを使って、高校の授業も受けることができます。

基本的に制限はありません。ただ使いすぎや時間に関係なく使うことは、
親方より注意があります。

稽古ばかりでなく、旅行や各種レクレーションなど、
楽しいこともたくさん企画しています。

時津風部屋は基本的に0時を門限としています。
朝早くから稽古が始まるので、体を十分に休めて欲しいからです。

部屋にいるときは自由ですが、外出時は部屋で用意している浴衣・着物を
着用します。

1年もすると髪が伸びて、マゲを結えるようになります。
マゲを結えないときでも、びんづけ油をつけて整えます。

入門規定

日本相撲協会 力士採用規定

本場所前に行われている新弟子検査の基本となる資格は、義務教育を修了した健康な男子で、所定の身長・体重の基準(下記参照)を満たし、一般は23歳未満、日本相撲協会が指定している社会人や大学のアマチュア大会で一定の成績を残した人については25歳未満であること。
所属したい部屋の師匠となる年寄(親方)を通じて、日本相撲協会に規定された必要な書類を添えて、力士検査届を提出する。さらに、日本相撲協会が指定する医師の健康診断ならびに新弟子検査に合格し、登録され、はじめて力士として認められる。

体格基準(令和5年9月28日現在)
◯身長167センチ以上
◯体重67キロ以上

ただし、三月場所新弟子検査受検者で、中学校卒業見込者に限り
◯身長165センチ以上
◯体重65キロ以上
検査時、体格基準に満たない者は、新弟子第二検査を受験し、その運動能力が十分であることを認められた場合、合格となる。

力士による入門相談も承ります
お問い合わせください